私は仕事が好きだった。
初めてアルバイトをした日
それは旧みどりの日で、15歳の4/29だった。　
　
　
「味の民芸」という飲食店だった。
3時間しか働いてなくて
厨房でもなくホールでもなく
雑用や甘味をつくるポジション。
　
　
でも、帰りに自転車に乗って帰るとき
「スッゲー楽しかったぁ」って
もうワクワクで帰宅した日。
今でも忘れられない気持ちだ。
　
　
それからは
掛け持ちアルバイトとか正社員になっても
こそっと夜の仕事と併用してたり
お金なくて朝晩働く日もあったけど
【お仕事】は好きだった。
　
　
営業マンやれば常に上位
エステティシャンになれば全国1位
管理職になったら売上2.5倍になったし
自分のサロンで独立もできた
テレビに出れたり
専門学校のオープンキャンパスでは4か月の無敗記録を打ちだし
ライブ配信したらメガヒットした
ノリで作った動画部やお話美人協会も楽しかった
TikTokの同接は最大200人を超えたりもした
スピーチ甲子園は広告費無しで1000人集まった
応援アワードでは準グランプリ
モデルをやったらパリやNYにも行けた
渋谷ヒカリエやソラマチでも仕事ができたり
しゃべくり007にまで出演できた
夜職復活したら3か月で神奈川県No.1になれた
　
　
仕事の実績は
たくさんたくさんあるし
こうして並べてみると
　
自分でも「お前すごいなぁ」って時折思うほどだ。
　
　

最近
みんなをSNSで見ているとね
　
　
とてもキラキラして見える
きっと昔の私もみんなからは
そんな風に映ってたのかもしれない。
　
　
たくさんの人から、崇め奉られ
「遠藤部長遠藤部長」って言ってもらえたのが
とても懐かしくも思う。　
　

お仕事では色々経験したけど
2024年11月にちーちーがお腹に宿った

　
　
この時から
私の第二章が始まったんだと思う。
　
　
なんの実績にもならないし
1円にもならない事に、時間を費やす。
　
　
自分のペースでできない事に
イライラしたり
体もむくみが酷かったり、出産時の体重は12キロで卒倒しそうだった。
何するにもちーちーがいて
おちおち昼寝もできなくて
　
　
でもなんか意味があるんだろーなーって
　
　

お仕事はハッキリ言って【楽勝】なのよ
何かしら形にできる能力はあるみたいで
　
だけどこの
子育てとか家庭のことに関しての経験値が
マイナス200スタートw


料理なんかは手作りがいいのは分かるけど
多分無理だと思う(⌒-⌒; )
太った体は私が耐えられないので
頑張って戻してる。
これまで痛くなったことのない部位がめちゃ痛い
犬たちとちーちーが同時だと
3倍疲れる
　
　
でも
なんか新鮮で
ちょっと楽しいのだ。
　
　
これまで出会うことがなかった
保育園の先生とか近所の子供っち。
地域のお祭りに行ったり
喧嘩しかしてこなかった市役所に子供手当をもらう事になるとは思わなかった。
小児科という所にも初めて行く。
「昼間」に働くとか斬新！　
そして両親に頼るってことも初めてしてみた気がする。
　
　

こっちはこっちで
みんなにとっては当たり前かも何だけど
私にとっては
　
なんだろー
パラレルワールドみたいで
全くわからない事ばっかりの世界だ。
　
　

うまく行ってもお金もらえないし
別段褒めてもらうわけでもなく
なんの実績にもならない
　
理不尽な世界に翻弄されております。
　
　

でも
なんか
ちーちーが
なんもわからずに笑ってくれたり
ケムがちーちー可愛がってくれたり
チョコ太郎さんが背中ピトって合わせて寝てくれる日々も悪くないなぁと思った。
　
　

新しい価値観を身に付けてるんだと思う。
マジで大きな人生の課題。
　
　
仕事しかしてなかったら
一生出会えない感覚だと思った。
　　

　
きっと神様が
「お前は仕事はもういいから、一旦苦手なやつと向き合え」って課題を出してるんだろーと思う。
　
　
その中で最近分かったのは
【未完成の美学】だ
　　
　
できないことも美しいし
できない事が魅力であるという感覚。　
　

ちーちーなんか毎日1つできる事が増えちゃうんだが、もうできなかった頃には戻れなくて。
　

だとしたら
出来ない時間の時のほうが
余程貴重な気がするのだ。
…うわぁーロマンチックーーーー
　
　

できないことの価値の方が
遥かにでかい！
できるようにならない時間の方が貴重
　
　
すごいことを発見した٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
　
　

こんな風に
仕事じゃない場面で気付き
きっとそれがまた今後の仕事に繋がるのだろう。
　
　
2026年からは
ちーちーを含めた【自分の目標】を立ててみようと思う\(//∇//)
　
　
ワクワクするねー