【ジャッジのない世界】
私はよくジャッジをする。
良いのか悪いのか?
善なのか悪なのか?
好きなのか嫌いなのか?
ジャッジをするとそうで無いものを許せなくなる事があったり、こうして欲しい!の欲求が強くなったりもする。
※ここ厄介
でも、私はジャッジ必要だと思うのよ。
ジャッジっていわゆる線引きーーー
みたいなので、それが無いと飽和する。
あのさ
子供に「大きくなったら何になりたい?なんでもいいんだよ」
って聞くとするじゃんか。
でもさ、
子供ってそもそも
なんの選択肢があるかわかってないんだよね。
だからこそ、自由に答えられる子もいれば
0過ぎて正直わかんねーから、
みんなが言ってるヤツ真似るけど全く本心でない事もある。
つまり、子によるのよ。
小学1年の時に先生に
「大きくなったら何になりたい?」って聞かれてさ
「別に何にもなりたくねーわ。知らねーし」が私の答えだったんだけど
周りの女の子が
「お花屋さん」「ケーキ屋さん」「保育園の先生」とか言ったのよ。
で、遠藤が答えたのは
「ケーキ屋さん」って。
めちゃくちゃ空気読んでみたけど
33年経過しても言えるのは
「私は全くケーキ屋さんなんてなりたくなかった。生クリーム当時嫌いだったし」と言う思いだけ。
またこんな事もあった。
高校の進路相談の時ね。
「将来は?進路は?」
の質問に対して思ったのが
「は?将来の事なんてわかんねーし、職業体験もした事ないたかが高校生に【何になりたい】って言われても…どんな仕事かわかんないから選べないよね」って
心底思った。
小学生の時と何ら変わらない。
だって、その仕事が如何なるものかを知らないんだもん。
消防士は火消し?
お巡りさんは悪い人捕まえる?
政治家って何してんの?
市役所の人は何してんの?
いわゆるOLって何の事?
技術職って何?
工場勤務とは?
メーカーって何?
遠藤はほぼ分かってなかった。
し、もっと言うと
学校の先生も分かってないよね笑
分かってない人に
真っ白い紙を無責任に渡されて
【自由に描きなさい】って言われても
描けねーよ
と、思ったのが正直な話。
で結局
遠藤は最初フィリピンパブの事務として
正社員をやる事になった。
(求人のチラシから、親父さんがここがいいんじゃね?という声かけがきっかけ)
勤務時間13:00-18:00
手取り 17万円
仕事 軽作業、軽めの事務、パブ視察、集金
あまりカタギな会社じゃなかったけど
ぶっちゃけ楽でしか無かった。
バブリーな会社なのでほぼ毎日の様に外食があったり、パブの視察と言う事で無料で飲食させてもらって歌って踊ってた。
カラオケの100円を数えたり
キャストのお姉さん達の部屋に弁当届けてみたり。真っ赤なベンツの2シーターで集金してた。
で、思ったのが
「この仕事、つまんねーな」だった。
周りの人は優しい。
でも、やりがいがなさ過ぎる。
そして、カタギじゃなさ過ぎる空気感。
長く勤めるどころでは無い。
事務の仕事は一つも覚えられない私。
↑
コレがすごくよかった
コレ以降遠藤は「事務」とか
自分にやりがいのないと思う仕事は選ばない様になった。
逆にどんな仕事したいかな?って考えた時に
出てきた答えが
「お客様から直接ありがとうって言ってもらえる仕事って良いな」だった。
それからは
エステ・営業・接客業・自営(エステ,コンサル)に固まっていったわけ。
自分の好き、嫌いってのも
いわゆるジャッジじゃん。
良いと思った、そうでは無かった。
自由に!
ってのは
実はハードルがすごく高くて
もう、すでにやりたい事が固まってたり
主張したいものがある場面では最強。
だけど
そうでない場面や、まだ自分のことわかってない人にとっては
自由は苦痛なのだ。
後者の人にはルールを作ってみる。
そのルールの中でやらせてみる。
そこから発想を、広げていく。
美術や図工の時間でもそうだったでしょ?
今日は絵の具で絵を描いてみよう!
・紙はこの大きさね
・風景を描いてみましょう
・筆を使う様にしましょう
・2時間で描いてください
今日は粘土を使います
・粘土は紙粘土を使います
・貯金箱を作ってみましょう
・型を整えてください
・色は絵の具で塗ります
・最後はニスを塗ります
・全部で4時間でやります
で、
このルールに則って
作品作るから、みんなが最低限のクオリティでやってる訳よ。
天才と呼ばれる子は
勝手に絵の具で壁に絵を描くかも知れんし
電気繋いで点灯させるかも知れないけど、そう言う自由発想ができる子の方が稀。
で、その作品に
1位、2位、3位とか
佳作とか入賞とか付けるわけじゃん?
それってそんなに悪いことかな?
順位を気にしたい人ともいれば
気にしたくない人もいるけど
勝ち負けで頑張れる事は事実ある。
その分野が得意なら
そこでタイトル取らせてあげる事も重要だと思うんだよね。
なんか、負けた子は可哀想って言うけど
勝ってる子は確実に負けた子より努力は何かしらしてる。
なぜ頑張った側のは評価を、せずに
頑張らなかった側だけを守ろうとするのか?
それも謎。
結果はそれなりに物語る。
1位を取る人はやっぱりすごい部分はある。
2位には2位の理由があるし
ビリにはビリの原因もある。
そして
社会に出た時にジャッジされないなんてことは無い
営業成績も出ますし、
それによって給与も違う。
会社だって売上が成績みたいなもんで
それによって社会的信用が出来てる。
ノージャッジの世界は【自己満】なのだ。
あなたがそれでいいと思ってるだけで
世の中がそうなわけでは無い。
だから時に
自分をジャッジから逃がしてあげて
一時的に気持ちを楽にするのはアリだと思う。
けど
いつも、ノージャッジはほぼ不可能に近い。
基本二元論
他の見方も勿論あるけど、
好き嫌い
男女
父母
上司部下
上下
左右
↑
この空間で生きちゃってるから
全部グレーとか、そこに答えはないって言うけど
3次元空間ではこの枠は取れないと思う。
でね。
私はジャッジ大事だと思うよ、派だけど
もちろん
ノージャッジ派もいる。
でも面白いのが
ノージャッジの人が
【ジャッジするのはやめろよ】って
お前がジャッジ今しとるやんけ!
ってら事があるのが
もはや、答えだと思うw
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